一発試験の現状とは
昔は大型バイクの免許を取得するには、一発試験をクリアするしかありませんでした。当時は限定解除と呼ばれており、400ccまでの中型限定免許の排気量制限を解除するという意味だったのです。
自動二輪車は400ccまでに限るという限定を解除すると、夢のビッグマシンに乗れるわけです。当時は大型バイクに乗っている方は非常に少なかったものですが、これは限定解除の難易度が非常に高かったからです。
全国平均の合格率は7%と言われており、これは運転免許の中で一番低いものです。都道府県によっても異なりますが、低い地域では合格率は2%を下回っていました。
50回以上落ちている人は普通におり、途中で挫折する人のほうが多かったのです。現在も一発試験は存在し、教習所で取得するよりも難易度は数倍高くなっています。
全盛期と比べると難易度は下がりましたが、普通自動車の試験とは比較にならないほど難しいことに変わりはありません。ストレートに合格できれば費用は安く抑えられますが、確実に大型バイクを取得したい方は教習所がおすすめです。